Microsoft Windows 仮想マシンを作成すると、Fusion の Windows 簡易インストール機能を使用して、あらかじめ用意した Windows オペレーティング システムをインストールしたり、仮想マシンに VMware Tools をインストールしたりすることができます。

作成時に仮想マシンのファイルの場所を指定しない限り、Fusion は、デフォルトの場所に仮想マシン パッケージを保存します。デフォルトの場所はさまざまです。仮想マシンのデフォルトのファイル場所を参照してください。

重要

Fusion には、作成した仮想マシンにインストールするオペレーティング システムは付属していません。オペレーティング システムおよび必要なプロダクト キーを用意しておく必要があります。

1

[ファイル] > [新規] を選択します。

[インストール方法の選択] パネルが表示されたダイアログ ボックスが表示されます。

2

[続ける] をクリックします。

3

[他のディスクまたはディスク イメージを使用] をクリックし、オペレーティング システムの .iso ファイルを選択してから [開く] をクリックして同ファイルを特定します。

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[新規仮想マシンを作成] ウィンドウのリストからファイルを選択し、[続ける] をクリックします。

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[Microsoft Windows 簡易インストール] ダイアログ ボックスで、[簡易インストールを使用] オプションを選択して適切な情報を指定し、[続行] をクリックします。

[ディスプレイ名] または [アカウント名]

Windows XP 以前の場合は、[ディスプレイ名] フィールドに入力した内容が、Windows ソフトウェアの登録名として [情報] ウィンドウに表示されます。これは Windows ユーザ名ではありません。

[パスワード](オプション)

[[パスワード]] フィールドのエントリは、Windows 管理者アカウント専用のパスワードになります。

[Windows プロダクト キー]

Fusion ではプロダクト キーは提供されません。プロダクト キーは、Windows オペレーティング システム ベンダーからの資料に含まれます。

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[統合] パネルで、新しい仮想マシンで基本的なファイル共有を処理する方法を指定します。

オプション

説明

さらにシームレス

Fusion で Mac 上のドキュメントとアプリケーションが Windows と共有されます。Windows でサポートされる Mac のファイルは Windows で開くことができます。Windows で Mac のドキュメントを変更できるため、Windows アンチウイルス ソフトウェアをインストールして、定期的にアップデートしてください。

さらに分離

Fusion で Mac 上のドキュメントとアプリケーションが Windows と共有されません。Mac と Windows 間でファイルをコピーするには、ドラッグ アンド ドロップを使用します。

仮想マシンの作成後、これらの設定を変更するには、[仮想マシン] > [設定] > [共有] を選択します。

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[終了] パネルでは、仮想マシンをパワーオンしてオペレーティング システムのインストールを開始する前に、デフォルトの設定を使用するか、設定をカスタマイズすることができます。

オプション

操作

[終了] パネルに一覧表示されている仕様に従って仮想マシンを作成

a

[完了] をクリックします。

b

仮想マシンを保存する場所を指定するか、 <your home directory>/Virtual Machines フォルダなどの既定値をそのまま使用します。

c

(オプション) Mac ホスト上の他のユーザーと仮想マシンを共有するには、仮想マシンを 共有 フォルダに保存し、[この Mac 上の他のユーザーとこの仮想マシンを共有する] チェックボックスを選択します。共有 フォルダへの保存のみを行い、Mac ホスト上の他のユーザーと仮想マシンを共有しない場合には、チェックボックスを選択解除してください。Fusion での共有仮想マシンの作成を参照してください。

仮想マシンのディスク サイズや他の標準設定を変更

a

[設定のカスタマイズ] をクリックします。

b

新しい仮想マシンを保存します。

c

[設定] ウィンドウで、仮想マシンのディスク サイズ、プロセッサ使用量、取り外し可能デバイス、その他の設定を変更します。

Fusion は新しい仮想マシンを開始し、オペレーティング システムをインストールして、VMware Tools をインストールします。