VMware Fusion で vmrun コマンドライン ユーティリティを使用して仮想マシンを制御し、VMware 仮想マシンでのゲスト操作を自動化することができます。vmrun ユーティリティは、VIX API ライブラリに関連付けられています。
vmrun ユーティリティの機能は次のセクションにまとめられています。
電源コマンドは仮想マシンの操作を制御します。電源コマンドを使用して、仮想マシンの起動(パワーオン)、停止(パワーオフ)、リセット(再起動)、サスペンド、一時停止、および一時停止の解除を行うことができます。
スナップショットは、仮想ディスク上のすべてのデータを含む、スナップショット作成の時点での仮想マシンの状態をキャプチャします。その後、スナップショットを使用して仮想マシンを元の状態に戻すことができます。スナップショットは、データのバックアップ用として、および開発とテストのプレースホルダとして役に立ちます。スナップショット コマンドを使用して、仮想マシンの既存のスナップショットを一覧表示する、スナップショットを作成する、スナップショットを削除する、仮想マシンをスナップショット作成時点の状態に戻す、などの操作を実行できます。スナップショットに戻る場合、スナップショットを作成した時点で仮想マシンが実行中であっても、仮想マシンの実行は再開されません。
ネットワーク アダプタ コマンドを使用して、仮想マシンに関連付けられている仮想ネットワーク アダプタを制御できます。ネットワーク アダプタ コマンドを使用して、ネットワーク アダプタの一覧表示、追加、更新、および削除を行うことができます。
ゲスト OS コマンドを使用すると、次の方法でゲスト OS と対話することができます。
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ゲストにファイルまたはディレクトリが存在するかについての確認、ファイルまたはディレクトリの削除、ファイル名の変更、ファイルの一覧表示、または新規ディレクトリの作成を行います。 |
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| Mac OS X、OS X、または macOS ホストで vmrun ユーティリティを使用する場合、構成は不要です。 |
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| vmrun コマンドの構文には、認証フラグ、コマンド、およびパラメータを含めることができます。 |
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| vmrun コマンドで認証フラグを使用して、システムへのアクセスに必要な情報を提供することができます。 |
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| vmrun コマンドには、構文などの要件に従う必要があります。 |